寝屋川教職員殺傷事件、加害少年は家裁送致に


2005年2月14日に寝屋川市の小学校で起こった教職員殺傷事件の加害少年に対しては、捜査段階で、簡易鑑定、本鑑定がなされていました。簡易鑑定については、責任能力ありとする結果のみが報道されていました。その後2005年3月4日、本鑑定のための鑑定留置が家裁で承認され、その後１回延長 、2005年6月13日に鑑定留置が終了しました。
本鑑定の結果を受けて、地検は『対人関係に対応できないなどの障害はあったものの、「犯行当時、善悪を識別できる状態で、刑事責任能力はある」』と判断。「刑事処分相当」の意見書を付け、大阪家裁に送致しました。(Yahoo News 読売新聞 )。

時事通信の記事には鑑定結果について、以下のように書かれています。
少年は3カ月余りの鑑定留置の結果、「対人的不適応」や「被害的意識」の症状を持つ精神疾患の一種と診断された。しかし、同地検は疾患が事件の直接的要因とは考えにくく、刑事責任能力に問題はないと判断したもようだ。

（Yahoo News 時事通信 より）
「対人不適応」「被害者意識」のみではいかなる診断であったのかはわかりませんが、いずれにせよ責任を問えるとの結果になったようです。今後の裁判の経過も気になります。

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Posted: 水 - 6月 15, 2005 at 08:26 午後       |

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