福山　自閉症の2児殺害事件　検察が上告を断念　高裁判決が確定


2006年11月6日に自閉症の長男（5歳）と二男（3歳）を殺したとして母親が殺人罪に問われ、控訴審で懲役3年執行猶予5年の判決を言い渡されていた裁判で、広島高検は上告を断念することを発表しました。
２児殺害の母猶予判決　広島高検が上告断念 (MSN産経ニュース)
これにより高裁判決が確定することになります。

正直、広島高検のこの判断は少し意外でした。上告については理由が厳密に決められているようなので、確かに
「適法な上告理由がない」

ということになるのかもしれません。

様々な意味で、考えさせられることの多い事件、裁判でした。

連過去記事
福山　自閉症の2児殺害事件　検察が上告を断念　高裁判決が確定 (2008.12.8)
福山　自閉症の2児殺害事件　高裁判決 (2008.11.27)
福山　自閉症の2児殺害事件　地裁判決 (2008.3.21)
福山　自閉症の2児殺害事件　初公判 (2007.7.25)
福山の2児殺害　続報 (2006.11.9)
自閉症の子どもの育児に悩んだ母親が2児を殺害 (2006.11.9)

Posted: 火 - 12月 9, 2008 at 10:38 午後       |

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