大阪家族殺傷事件、元大学生と高校生を医療少年院送致


事件後、簡易鑑定、鑑定留置の上本鑑定がなされていた大学生男子と高校生女子に対して、医療少年院送致の審判結果が言い渡されました（Yahoo News ）

簡易鑑定では人格障害、本鑑定では「裁判では「心神喪失」か、「心神耗弱」で刑が減免されることが多いものの、完全責任能力を認定したケースもある」精神疾患であるという鑑定結果が出ていました。審判結果は、心神耗弱や心神喪失ではなく責任能力は認めるものの、治療が必要であるという判断に基づくものとなっているようです。

責任能力があるならば改正された少年法のもとでは、原則として検察官送致となり、成人並みの裁判を受けることとなる事件ですが、裁判官は「例外にあたる」との判断を下したことになります。おそらくは精神疾患があるということ、被害者遺族というか少年のご家族の意向なども反映されている審判結果なのでしょう。

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Posted: 木 - 3月 18, 2004 at 10:54 午後       |

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