タミフルと異常言動の関連みられず 厚労省研究班抗インフルエンザウイルス薬オセルタミビル(商品名タミフル)の服用者が異常言動で死亡した例などが報告されていましたが、「小児のタミフル服用と異常言動の関連性は認められなかった」という研究結果が厚生労働省の研究班の調査で分かりました。
タミフルと異常言動、関連性「なし」 厚労省研究班 (asahi.com) 内科開業医のお勉強日記 : 異常言動との関連みられず タミフルで厚労省研究班 タミフルによるとされる行動異常は、一時日本のマスコミを騒がせましたが、実際にタミフル投与と行動以上との関連には疑問がもたれていました。
これに関しては内科開業医のお勉強日記のエントリをお読み頂くのがよいかと思います。 内科開業医のお勉強日記 : タミフル服用者、日本で12人死亡=製造元に情報提供要請-米FDA インフルエンザ脳症への注目→医師が迅速キットを多用→タミフル多用というのはFDAの分析らしいです。これが日本のインフルエンザ診療の特異性です。 今回の厚労省の発表に対して、NPO法人医療ビジランスセンター は、さっそく反論を行っています。 タミフルで3〜5倍高頻度に異常言動! まあ、なにを信用するかということになるのですが…。 一部の団体と偏ったマスコミの報道に、医療が振り回されることは望ましいことではないと思います。 もうひとつ小児科ドクターのブログのエントリをご紹介しておきます。 タミフルと新聞記事 - もりもりキッズクリニック 関連過去記事 米FDA、タミフルの添付文書改訂へ (2006.11.20) タミフルと異常言動の関連みられず 厚労省研究班 (2006.10.29) 厚生労働省、抗インフルエンザ薬タミフルの乳児への投与を禁忌とせず (2004.3.11) 抗インフルエンザウィルス薬タミフル、1歳未満の乳児への使用しないで (2004.1.6) Posted: 日 - 10月 29, 2006 at 11:56 午後 A Forward-looking Child Psychiatrist Drugs | |
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