浦安　知的障害児へのわいせつ事件裁判　二審でも無罪判決


2003年、千葉県浦安市の小学校で知的障害を持つ女子児童２人がわいせつ行為を受けたとして、担任教諭が強制わいせつ罪に問われていた裁判で、一審に続き二審でも無罪判決が言い渡されました(asahi.com )。

以前のエントリ でお伝えした事件の続報です。
一審での判断がそのまま維持されているようです。
知的障害（発達障害や精神障害でも同じことですが）を持つ人からの事実関係についての聴取の困難さが示されています。これは加害者側として聴取される場合も、被害側になった場合も同じことです。それを克服するための手法やレトロスペクティブな検証手段などの確保が求められているのでしょう。
もっといえば健常者に対する事情の聴取や取り調べでも変わるところは無いと思うのですが…。取り調べの場面などの録音や録画はそんなに難しいのでしょうかねえ。

関連過去記事
知的障害児へのわいせつ事件裁判で無罪判決 (2005.4.29)
Book Review 『自閉症裁判』 (2005.3.20)
自閉症裁判　その後 (2005.4.11)

Posted: 水 - 2月 15, 2006 at 09:59 午後       |

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