小学校で倉庫に閉じ込められた自閉症児、落下して怪我


東京都小金井市の市立小学校で、知的障害学級に通う８歳の自閉症の男児が、担任教諭に校舎二階の体育館の倉庫に閉じ込められた後、あごなどに大けがをするという事件がありました。倉庫の窓から落下した可能性が高いようです(Yahoo News )。

閉じ込められて、外に出られずにパニックとなり、窓から飛び出してしまったのでしょうか。閉じ込めた教諭が担任であったというところが、なんともやるせない事件です。逆に担任教諭でなければいくら子供が指導に従わなくても、注意もせず放置しておくという対応になった可能性もありますが…。それもまたよくある光景です。

細かい背景はわからないのですが、僕はこの担任教諭のみを責める気持ちには、やはりなれません。この担任教諭がどういった資格や研修、経験の上で知的障害児学級の担任をしていたのか、それがわからないので何とも言えませんが、それは十分なものだったのでしょうか。先日のエントリ でも書きましたが、養護学校の教諭でさえ、多くは「無資格」の状態であり、十分な教育を受けた人ばかりとは言えないのが現状です。はたして普通校の障害児学級ではどうなのでしょうか。これはそうした点をきちんと問うてゆくべき問題であるのではないでしょうか。

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養護学校在学時の自閉症児の失明に対する損害賠償請求棄却 (2005.1.26)

Posted: 火 - 2月 1, 2005 at 10:00 午後       |

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