日本児童青年精神医学会　第46回総会印象記


日本児童青年精神医学会 の第46回総会 に出席してきました。

印象記という程のものでもないですが、箇条書きでちょっと。

・神戸牛はとってもおいしかった…ってこれが最初ではいかんですね。

・毎年どんどん規模が大きくなっています、今年も演題数は最大数を更新したそうです。

・青年期軽度度発達障害者への支援についてのシンポジウム は、途中自分の発表のために抜けなくてはいけなかったのですが、内山先生のお話は聞けました。アスペルガー障害概念の変遷に関しての、とても解りやすくてためになるお話でした。DISCO の研修も受けてみたいですねえ。

・やっぱり目新しい研究は少ないですね。自分の発表も含めてですが…。ちゃんとやらないといけないと思いました。毎年学会の直後は気合いが入るのですが…。

・それにしても発達障害の演題が多い。多いこと自体悪いことではないのですが、ちょっとバランスを欠いている気はします。

・昨年に引き続いて教育講演がたくさんあり、充実した内容でした。若手にはありがたいプログラムです。この領域の専門家を増やすことが、これまで以上に求められているなかで、今後ますます学会の教育機能は重要になっていくのでしょうね。

・なぜか会期中、同じ会場で東京シューレが、一日フリースクール（スペースだったかな？）という催しをやっていました。なぜか…と書くのも白々しい感じもしますが。

学会の間に日本のあちこちの地域の先生方に紹介していただいたり、お話をさせていただいたりすることが出来ました。あちこち顔を出す度に知り合いが増えていくのは、本当に嬉しいことですし、臨床にも研究にも、また地域格差とか施策とかを考えていく上でも、貴重な経験になります。今回の学会でお世話になった皆様、どうもありがとうございました。

来年の第47回総会は、2006年10月18日〜20日。千葉県の幕張メッセにて行われるそうです。会長は齋藤万比古先生です。再来年は盛岡のようですね。

Posted: 土 - 11月 12, 2005 at 06:00 午後       |

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