沖縄県立南部医療センター・こども医療センター　児童精神科医不在に？


沖縄県立南部医療センター・こども医療センターの児童精神科「こころの診療科」の医師が2009年3月に退職することとなったそうです。記事を見る限りでは後任の目処は立っていないようです。
発達障害診断停止へ　こども医療センター　医師退職で来年４月 (沖縄タイムス)

これについて沖縄で開業されているNAKAMATA先生が記事にされています。コメント欄も…。
Silent Night (ファミリーメンタルクリニック)

日本の児童精神科はこれまで紆余曲折はありながらも、右肩上がりで発展してきていると思っていました。というか、あまりにも資源が少なく右肩上がりにしかなりようがなかったというべきかもしれません。しかし最近になってニュースや知人からの情報などの中に、既存の児童精神科医療機関の縮小や閉鎖の話がちらほらと出てきたようにも思います。

地域による差もあるのでしょうが、この医療崩壊の時代の中で、児童精神科もその流れとは無縁ではいられないのでしょうか。児童精神科の医療資源が本当に乏しく、どこをみてもフロンティアだった時代は終わりつつあり、これからはすでにある土地を守るという、ある意味で開拓よりも気持ちを保つのが難しい仕事が待っているのかも知れません。

興味のある方はこちらもぜひご覧下さい。
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Posted: 日 - 1月 4, 2009 at 11:47 午後       |

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