鳥取大学医学部が臨床心理士養成コース設置へ


鳥取大学医学部が臨床心理士の養成コースの開設準備を進めているようです。
鳥大医学部が臨床心理士養成へ （山陰中央新報）
（via jazzyyysmile 医学部で臨床心理士養成 ）

記事の中では、
他の大学では教育、人文科学系の大学院に養成コースを設ける例がほとんどで、医学系は全国でも少ない。

とされていますが、医学部の中にコースがある大学は他にはないのではないでしょうか。
医療系ということならば、川崎医療福祉大学とか北海道医療大学とかがあるようですが。(臨床心理士 - Wikipedia より)

それにしても第1種指定大学院を目指すということなので、かなり本格的にやるようです。
同学部は社会的なニーズの高まりなどを受け、今年５月ごろから臨床心理士の養成を検討。修了と同時に受験資格が得られる「第１種指定大学院」の認定取得を目指すことを決定。２４日の同大役員会でも開設準備に取り組む了承を得た。

養成コースを新設するのは保健学専攻（修士課程）内で、定員は１０人未満の見込み。現場勤務や指導経験のある教官が４人程度新たに必要とされ、その確保が開講へ向け最大の課題になりそう。

定員10人未満で教官を4人も新規採用して、採算はあうのかとも思ってしまいますが。鳥取県全体に心理士が不足しているのでしょうか。確かに医学部のコースであれば、実習先も就職先も安定して確保できるかもしれません。ひょっとしてこれは将来の国家資格化を目指した布石なのでしょうか。

Posted: 水 - 1月 3, 2007 at 11:04 午後       |

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