キレるネズミ


獨協医大の上田教授が薬物により脳内の神経伝達物質を調整し、キレやすいネズミを作る事に成功したそうです(Asahi.com )。

関与しているとされている伝達物質は３種、ドパミン、ノルアドレナリン、セロトニン。これの分泌を調整するとキレやすいネズミが出来るらしいです。ま、当然と言えば当然ですが。僕は毎日毎日、人間でその逆をやってる…のかなあ。

おそらくこのネズミ達は遺伝的に一様なものを利用していると思われます。実験室の中で条件を調整して一定の結果を出す事は可能でしょうが、人間の場合、遺伝的に非常に多様で、環境も一定ではありません。その中でキレ加減を調整するのは難しいことになるのでしょう。キレなければいいというものでもないでしょうし。

Posted: 金 - 1月 23, 2004 at 11:27 午後       |

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