発達障害対策費大幅増額　2007年度予算概算要求


厚生労働省は発達障害がある児童、生徒らへの支援を拡充するため、2007年度予算の概算要求で本年度の4.4倍に相当する12億円の対策費を要求する方針を固めました。
発達障害対策予算4.4倍　厚労省 (東京新聞)

12億円というのはなんだか物足りない数字ではありますが、本年度の4.4倍と言われると、やっぱりすごい額だとも思います…。
小中学校などから要望があれば医師ら専門家を派遣したり、卒業後の就労対策などを拡充する方針で、見過ごされがちだったこれらの障害のある子らへの支援に本腰を入れる。

　専門家の派遣は、これまではモデル的に一部の学校などだけで実施してきた。０７年度からは体系的な事業として、要望があった場合に発達障害への対処について専門的トレーニングを受けた医師や保健師などを派遣したい考え。

事業の内容も素晴らしいとは思うのですが、はたして全国の学校に派遣できるほど十分な数の「専門的トレーニングを受けた医師や保健師」が確保できるのでしょうか。外来を休ませてもらえるのならば、行ってみたい仕事ではありますが…。

Posted: 木 - 8月 24, 2006 at 12:14 午前       |

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