自閉症に関するインタビュー〜TVプロデューサーと石破長官〜


毎日新聞にTVドラマ「光とともに…」のプロデューサーと、自閉症に関する発言で批判を受けた石破防衛庁長官のインタビューが掲載されています(Mainichi INTERACTIVE )。

「光とともに…」は我々が見ていても、考証ミスの少ないドラマだと思います。大部分の日本の医療ドラマのお粗末さを考えると、制作にあたられている方々のご苦労が推察されます。毎回かかさず見ていますが、思わず目頭があつくなることも…。次回が最終回のようですが終わってしまうのが惜しいドラマです。

石破氏のインタビューも、自閉症に対する理解を示す悪くないものですが、優等生的と言えば優等生的ですね。
ただしこの件については僕は石破氏に対しては、そもそも大変同情的です(カイパパ通信blog☆自閉症スペクタクル 　過去記事のコメント をご参照ください)。
反発を承知で言うならば、自閉症のことなど勉強している暇があるなら、イラク情勢と多国籍軍の問題に全力を注いでもらいたいと思います。発達障害について勉強して、政策に反映する役割の政治家は他にいるはずです。現に多くの議員の方々 が、発達障害者支援法の成立に向けて活動してくださっています。

それにしてもここ数年で広汎性発達障害を取り巻く環境が大きく変化していることを感じます。一過性のブームに終わらず、息の長い動きにしていきたいものです。

関連過去記事
光とともに…
<Book Review> 光とともに… 第６巻 (2004.6.6)
「光とともに…」TVドラマ化 (2004.3.3)

石破氏と毎日新聞
毎日新聞、自閉症関連記事への反響 (2004.5.12)
記者の目；自閉症児の父として (2004.4.24)

Posted: 金 - 6月 18, 2004 at 08:45 午後       |

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