ゲーム脳と自閉症 ーその後の経緯ー


愛・蔵太の気ままな日記 に、森昭雄教授がゲームと自閉症発症に関して発言したとされる件についての一連のエントリが掲載されています。
いろいろなソースをまとめてくださっているので、ありがたいです。

「ゲーム脳で自閉症」と言っていたという森昭雄氏の件に関しての情報流布について考える (2005.3.2)
消しながら燃やすファイアーマンとして、森昭雄批判している人のサイトを眺めてみる (2005.3.3)
夢幻超人 ゲイムマン」さんからメールをいただいたわけですが (2005.3.4)
これもまた注意して扱いたい「森昭雄氏と自閉症関連発言」 (2005.3.6)
「ゲームをやると自閉症になる」と言ったという噂の森昭雄氏に関するあれこれ (2005.3.11)

この件に興味のある方には必読の情報かと思います。

結論は闇の中というか、結局は言った言わないの話になってしまいます。しかしポイントは少なくとも最近の時点では、森教授はゲームを自閉症の原因とは考えていないらしい、ということでしょうか。伝聞の段階で軽々しく取り上げたのは、僕も同じなので反省しないといけませんね。

ただ改めて言えることは、正統的な学問領域での議論を避ける森昭雄教授の自説の主張の方法が、このような言った、言わないの問題や、感情的な議論を引き起こしているということだと思います。ゲーム脳にせよ、自閉症との関連にせよきちんと実証的な研究を行い、学会誌などに発表した上で世間に向けて発言するという真っ当な手順を踏めば、このような、あえて言えば次元の低い争いが避けられるのだと思います。

関連過去記事
「ゲーム脳」と自閉症 (2005.2.28)
「ゲーム脳」のからくり (2005.1.15)

Posted: 日 - 3月 13, 2005 at 03:51 午後       |



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