ニュージーランド日本人施設での寄宿生殺害事件に判決下る


2003年２月、ニュージーランドの日本人施設「コロンブスアカデミー」で寄宿生が暴行を受けて死亡した事件で、オークランド高裁は三日、故殺（計画性のない殺人）罪に問われていた元寄宿生の日本人四被告に対し、それぞれ禁固三年六月の実刑判決を言い渡しました(中日新聞 )。
コロンブスアカデミーホームページ

新聞の記事では被害者が広汎性発達障害であったとされています。広汎性発達障害と犯罪との関係では加害者になるケースが注目されがちですが、いじめの対象となりやすい等、様々な場面で被害を受けることも多くみられます。
事前に広汎性発達障害が診断されていたかどうかは判りませんが、慣れない外国での集団生活の負荷は想像以上に大きかったのではないでしょうか。もしこうしたことが影響した逸脱行動の結果として事件が起こったのだとすると、大変残念です。

Posted: 金 - 12月 3, 2004 at 07:27 午後       |

©