奈良医師宅放火殺害事件調書漏洩　控訴審判決


奈良県の医師宅放火殺害事件の供述調書が流出した事件で秘密漏示罪に問われている精神鑑定医に対する控訴審判決で、大阪高裁は懲役４月、執行猶予３年とした一審判決を支持、弁護側の控訴を棄却しました。
判決前の記事
医師の行為、正当性が争点…奈良・調書漏えい　１７日高裁判決 (Yomiuri Online)

判決に関する記事
奈良・供述調書漏えいの精神科医、２審も有罪 (Yomiuri Online)
母子放火殺人：調書漏えい精神科医の控訴棄却　大阪高裁 (毎日jp)
母子放火殺人：調書漏えい控訴棄却、崎浜被告が不満表明 (毎日jp)

判決はその論理構成、結論ともにほぼ一審の判決をなぞっており、とりたてて新しい点はないように思われます。
崎浜被告は判決後に会見し、「１審と同様の判決で不服に思う。上告審でも、裁判と精神鑑定のあり方など司法の問題を問いかけていきたい」と語った。
（母子放火殺人：調書漏えい控訴棄却、崎浜被告が不満表明 毎日jpより）

ということなので、上告がありそうです。

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Posted: 金 - 12月 18, 2009 at 07:27 午前       |

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