検察側、弁護側はともに、調書を原文引用した書籍「僕はパパを殺すことに決めた」の著者でフリージャーナリストの草薙厚子さんと、長男の父親の証人尋問を申請。草薙さん側は応じる意向を示しており、草薙さんが証言台に立つ見通しとなった。

草薙さんの代理人弁護士は閉廷後、記者団に対し「草薙さんは崎浜被告に対して申し訳ないと感じており、できる範囲で最大限協力したい」と話した。
（奈良調書漏洩事件公判で草薙さん証人尋問へ MSN産経ニュースより）

奈良地裁は同日、期日間整理手続きの適用を決定。公判はいったん中断されるため、草薙さんの出廷時期は未定。
（草薙さん、出廷へ　調書漏えい事件公判 中国新聞より）

弁護側は中等少年院送致となった長男の父親である医師や、告訴代理人の元検事総長らも証人申請した。
（著者の草薙氏の証人出廷求める　奈良調書漏出事件公判 asahi.comより）

閉廷後、崎浜被告の弁護人は、草薙さんや父親を証人申請したことについて「捜査の不当性や告訴が父親らの意図に反していることを明らかにするために申請した」と話した。
（調書漏洩事件公判　被告側、草薙さんを厳しく批判 MSN産経ニュースより）