奈良医師宅放火殺害事件調書漏洩　調査委に対する著者の批判


奈良県の医師宅放火殺害事件の供述調書が流出し、それを引用した書籍が出版された問題についての、出版元である講談社が設置した調査委員会の報告に対して、著者であるジャーナリストはそれを批判する申し入れ書を同社に当てて発送しました。
奈良・田原本町の放火殺人：調書漏えい　講談社報告書で草薙さん、謝罪求める (毎日jp)
「僕はパパを殺すことに決めた」筆者が講談社を批判 (MSN産経ニュース)
社調査委に謝罪要求＝「録音データ、無断使用」－調書引用本で草薙さん (時事ドットコム)

この著者はまだ自分が不当捜査の被害者であるとだけ考えているようです。

一方、代理人の清水勉弁護士は草薙さんと崎浜医師との関係について「事件の前後での人間関係は変わらず、謝る謝らないの関係ではない」と述べた。
（奈良・田原本町の放火殺人：調書漏えい　講談社報告書で草薙さん、謝罪求める 毎日jpより）

この見解を著者も共有しているのか、弁護士だけのものなのかわかりませんが、あきれて物が言えません。

著者のなすべきことはこのような保身ではなく、むしろ進んで調査や裁判に協力し、事実を明らかにすることだと思うのですが。

委員会が草薙さんの取材方法や取材人脈について本人の裏付けなしに報告書に記載したことに対して謝罪と削除を求めた。 （奈良・田原本町の放火殺人：調書漏えい　講談社報告書で草薙さん、謝罪求める 毎日jpより）

この著者がまだジャーナリストであるならば、取材方法、取材人脈を明かされるのは確かに困るのでしょうが。まだジャーナリストとしての活動を続けるつもりなのでしょうか。

珍しく(？）感情的なエントリになりましたが、そのままアップロードします。

興味のある方はこちらもご覧下さい。
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Posted: 火 - 4月 22, 2008 at 08:04 午前       |

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