岡崎ホームレス殺害事件　精神鑑定実施へ


2006年11月19日、愛知県岡崎市でホームレスの女性が殺害された事件で、名古屋地裁岡崎支部は強盗殺人などの罪に問われている成人男性に対し、精神鑑定を実施することを決めました。
木村被告、精神鑑定へ＝ホームレス女性殺害－名古屋地裁支部 (時事ドットコム)

この事件は他に少年3人も関与していたとされており、彼らはすでに少年院送致となっています。
この成人男性については、事件直後は主犯格であり、少年達に指示をしていたとする報道もなされていました。
少年らが「（警備員の窃盗事件は）木村容疑者の指示でやった」と供述したことから、捜査本部が行方を追っていた。
（岡崎ホームレス襲撃 主犯28歳男を逮捕 zara's voice recorderより孫引き）

しかしこの記事では次のように書かれています。
関係者によると、木村被告と生徒らの年齢が離れていたにもかかわらず、関係が対等だったことなどから発達障害の可能性があると判断、責任能力にも問題がある恐れがあるとして、鑑定申請が出されたという。
（木村被告、精神鑑定へ＝ホームレス女性殺害－名古屋地裁支部 時事ドットコムより）

もし「関係が対等であった」ことが事実であれば、確かに何らかの発達障害あるいは知的障害などの存在を疑う契機にはなるでしょう。結果が予想しにくいですが、注目すべき鑑定になりそうです。

Posted: 土 - 1月 26, 2008 at 12:27 午前       |

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