コンサータの早期承認をJDDNETが要望


日本発達障害ネットワーク(JDDNET )が、注意欠陥多動性障害の治療薬であるコンサータの早期承認を求める要望書を厚生労働省に提出したそうです。

JDDNETの理事を務ておられる上野一彦先生のブログよりの情報です。
コンサータの早期承認要望

コンサータは、最もよく用いられている注意欠陥多動性障害の治療薬であるメチルフェニデートの徐放製剤です。
ヤンセンファーマ から発売の予定ですが、以前聞いていたより早めの発売になりそうという情報も耳にしたのですが…。各種団体からの働きかけも影響しているのかもしれませんね。いずれにせよ早く正式承認された薬を使いたいものです。

ただ一つだけ心配が。現在はADHDに対して、同じメチルフェニデートの製剤であるリタリンを適応外処方しているのですが、この薬は30日分処方できるのです。コンサータが発売されると、発売開始から1年間は14日分しか処方できなくなるはずです。ということは患者さんには今までの2倍くらいの頻度で病院に来ていただかないといけなくなります。正式承認された薬があるのに、適応外処方を続けるのもどうかと思うので、しばらくはご迷惑をおかけすることになりそうです。

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Posted: 日 - 2月 25, 2007 at 10:57 午後       |

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