米FDA、パキシルなどの小児への使用を禁忌とせず


米FDA（食品医薬品局）の委員会は2004.9.16に、SSRI、SNRIの小児への使用を禁忌としないようにもとめる勧告(英文 )を発表しました。しかし自殺などを含む有害事象に関する警告をパッケージに掲示し、処方の度に情報シートを提供するよう求めています。
この勧告の対象となっている薬品のうち、日本で発売されているのは、パキシルとルボックス（デプロメール）です。
（今回の勧告は「全ての抗うつ薬」を対象にしています。このため国内で発売されている他の抗うつ薬も対象に含まれています。2004.10.29 訂正）

FDAの諮問委員会であるPsychopharmacological Drugs and Pediatric Advisory Committeeによる勧告です。これを受けてFDAがどのような警告を出すのかはまだわかっていませんが、おそらくこの委員会の勧告に従うものと思われます。

日本でも投与禁忌の処置を見直すべきだと思います。

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Posted: 月 - 10月 4, 2004 at 07:16 午前       |

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