小さい頃からリタリンを飲ませたラットは、鬱病になりやすい？


幼い頃からメチルフェニデート(商品名リタリン)を飲ませたラットは、大人になってから鬱病に関連するとされる行動を示しやすいという研究結果が報告されました(Web MD(英文) )。H15.12.15付けのBIological Psychiatry 誌(vol. 54, No.12)に掲載されているようですが、すみません、まだ現物を確認していません。

これをそのまま人間にあてはめればADHDなどで思春期以前からリタリンを内服している小児は、将来鬱病になるリスクが高いということになりますが…。どうなんでしょうか？臨床的な実感とはやや遠いような気もするのですが。いずれにしてもこのラットの結果一つでは何とも言えませんねえ。

Posted: 土 - 12月 13, 2003 at 09:03 午前       |

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